Apple Watchの購入を検討しながらWebで情報を集めている時、僕の心をくすぐった機能がありました。
それはiPhoneで音楽を聴いている時、手元のApple Watchで、今聴いている曲の確認やボリューム変更、曲のスキップなどができる機能です。
これができれば、iPhoneはカバンの中にしまっておけます。
曲をスキップしたかったり、何の曲か知りたくなった時には、手元のApple Watchでコントールすればいいのです。
しかし『Apple Music以外でも対応しているのだろうか?』という疑問が生じました。
僕は当時、主にGoogle Play Musicで音楽を聴いていたので、音楽再生コントロールがGoogle Play Musicに対応しているかどうかが気がかりだったのです。
結局、はっきりとした情報がないまま購入に踏み切りましたが、結論から言うと、Apple Music以外でも音楽再生コントロールは可能でした。
音楽再生コントロールとは
iPhoneで音楽を再生すると、デフォルト設定ではApple Watchでは「再生中アプリ」が起動します。
この画面から、音楽の停止、再生、スキップ、音量調節が可能です。
ボリュームコントロールは竜頭を回しておこないます。最初、やり方がわからず、アイコンを長押ししたりしてました。わかってしまえば竜頭を回転させてのボリュームコントロールは直感的で使いやすいです。
また、設定で自動的に「再生中アプリ」を起動しないようにしておくと、次のような画面になります。
時計の12時の位置に赤い小さなアイコンが出て、音楽再生中であることを表します。
この小さなアイコンをタップすると、先に示した「再生中アプリ」が起動します。
Google Play MusicやAmazon Musicでは?
Apple Watchを購入してから恐る恐る試してみたところ、Google Play MusicやAmazon Musicでも同様の画面が出ることがわかりました。Youtube Musicも同じで再生コントロールが可能です。ほっと一安心。
(2019年6月追記) 2019年6月3日10時(現地時間)に開催されたWWDCで、次期Watch OSではストリーミングAPIが開発者に解放されることが発表されました。Amazon Music や SpotifyがApple Watch単体で音楽を再生できる日もそう遠くなさそうです。
Spotifyの場合は?
Spotifyの場合は「再生中アプリ」ではなく、「Spotifyアプリ」が起動します。
標準の「再生中アプリ」よりもできることが多くなっています。
まず、画面が2画面で構成されています。上の写真は再生をコントロールする画面です。再生、停止、スキップ、ボリュームコントロールの他、ハートマークがあります。右下のアイコンは再生デバイスの選択画面です。
また、この画面を右にスワイプすると「最近再生された項目」が出てくるので選択して再生することができます。
将来的には、いろいろと機能拡張されるのではないでしょうか。
Apple Watch単体で音楽を聴くこともできる
これまでiPhone側で再生する場合の説明をしてきましたが、Apple Watch側で音楽を再生することが可能です。
この機能は、iPhoneが手元にない場合(ワークアウトしてる時など)に便利な機能です。