昼寝好男のブログ

日々の経験から役立ちそうな内容を綴ります

ChromebookでWordやExcelなどのMicrosoft Office文書を閲覧・作成する方法

Wordの画像

Word, Excel, PowerPointなど、Microsoft Officeで作成した文書を大学や会社で毎日のように取り扱う人は多いと思います。僕も毎日のようにMicrosoft Office文書を閲覧したり作成したりします。できることならば、僕としてはMicrosoft Office文書をプライベートでは触りたくありません。でも、保育園や学校関係の文書がWord文書だったり、ボランティアで作ることになった資料がExcelだったりと、意外にプライベートでMicrosoft Office文書を扱う機会はあります。そこでChromebookでMicrosoft Office文書を閲覧・作成する方法について比較検討をおこないました。

そもそもMicrosoft Officeとは

Microsoft Officeとは、マイクロソフト社が開発・販売しているオフィス・スイートです。文書作成用のWord、表計算用のExcel、プレゼンテーション用のPowerPoint、メール用のOutlook、ノート用のOneNoteなどがあります。パソコン黎明期の1980年代にはいろいろな会社がオフィス・スイートを販売して競争状態にありました。ジャストシステム、ロータス、コーレルといった社名を聞いて懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしオフィス・スイート戦国時代は長くは続きませんでした。Windows95が発売された1995年以降はMicrosoft Officeが世界的に圧倒的なシェアを獲得し、現在に至るまでデファクトスタンダードになっています。

ChromebookでMicrosoft Officeを閲覧・作成する3つの方法

ChromebookでMicrosoft Office文書を閲覧・作成する方法にはいくつかあります。

  • Googleドキュメントを使用する
  • Microsoft Office Onlineを使用する
  • Microsoft Officeアプリ(Androidアプリ)を使用する

そこで、それぞれの方法について比較検討をおこない、メリット・デメリットを調査しました。マイクロソフト社が公開しているOfficeテンプレートに無償で使用可能な多数のテンプレートが用意されています。この中からWord文書の論文用テンプレートを選択しました。このテンプレートをPC版のWordで開き、特に編集はせずにdocx形式で保存したものをテスト用文書として使いました。この論文用テンプレートは最初の3ページにテンプレート使用方法が記載されており、ページ番号は4ページ目が1ページになるよう設定されています。この設定のまま保存してあります。

Word文書をPCで開いたときのスクリーンショットを次に示します。このスクリーンショットは4ページ目です。ページ番号は「1」で、フォントはメイリオが使用されており、表や図が配置されていますね。表は一見すると縦横の罫線があるように見えますが、印刷時には表示されるのは横罫線のみです(画像を縮小してあるので見えにくいですが、よく見ると縦の線は点線で表示されています)。Word文書としてはシンプルなものです。
テスト文書の画像

さて、上図をそれぞれの方法で閲覧・編集してみます。

Googleドキュメント

Googleドキュメントは、Webブラウザ内で動作する無償のオフィススイートです。Googleが開発しておりGoogle DriveやGmailとの親和性が高いため、Chromebookから使用するにはもっとも簡便に使えます。Googleドキュメントで開いた時の様子を下図に示します。僕のChromebookでは1ページが画面内に収まらないため、スクリーンショットを2つに分けてます。
Googleドキュメントで開いた様子 Googleドキュメントで開いた様子

まず表示フォントが異なっていることがわかります。また、本来は「1」であるはずのページ番号が「4」になっていたり、行の折り返し位置が一部異なっているなど、PCで開いた時と違う部分があります。もっとも行の折り返し位置が異なるのはWordではよくあることで、バージョンやプリンタ設定が異なると折り返し位置がずれることがあります。それを差し引いてもGoogleドキュメントは、文章に何が書いてあるかの確認用には使えるものの、レイアウトを含めて確認するのには不向きのようです。

なお、このテスト用文書をGoogleドキュメントで開いたときのメモリ使用量は約250MBでした。

(2019/03.16追記)
メモリ使用量の確認方法については下記記事を参考にしてください。

Chromebookでタスクごとのメモリ使用量を確認する方法 - 昼寝好男のブログ

Microsoft Office Online

Microsoft Office Onlineは、マイクロソフト社が提供している無償のクラウドサービスです。アカウントさえ作れば誰でも無料で使用できます。OneDrive上に置かれているMicrosoft Office文書が編集対象ですが、ChromebookのFileアプリは拡張機能をインストールすることによりOneDriveを扱えるため、文書をOneDriveに持っていくのもそんなに手間ではありません。

さて、Microsoft Office Onlineでテスト用Word文書を開いた時の様子を下図に示します。

Microsoft Office Onlineで開いた様子 Microsoft Office Onlineで開いた様子

行の折り返し位置やフォントなど、オリジナルの文書をよく再現できていますね。編集をしてみると、僕のChromebookではちょっと重たく感じました。ちょっとした編集なら問題ないレベルですが、長時間使うとなるとストレスになるかもしれません。

このテスト用文書をGoogleドキュメントで開いたときのメモリ使用量は約450MBでした。Googleドキュメントで開いた場合よりも200MBほど多くメモリを使用しています。

Microsoft Officeアプリ

Microsoft Officeアプリはマイクロソフト社が公開しているAndroidアプリで、Word, Excel, Powerpointそれぞれが独立したアプリになっています。今回はWord文書を開くので、Wordアプリを使用しました。

Microsoft Officeアプリは、スマホや小型Chromebookなど10.1インチ以下の画面サイズでは無料で使用できますが、それ以外のPCでは有償サブスクリプションが必要です。僕はOneDriveを使用するために有償購入していたため、追加の費用なく使えますが、そうでない人にはハードルが高いと思います。

さて、Wordアプリでテスト用Word文書を開いた時の様子を下図に示します。

Wordアプリで開いた様子 Wordアプリで開いた様子

行の折り返し位置が一部異なっているなど、PCで開いた時と違う部分がありますね。編集をしてみると、引っかかりもなく、かなり軽快に操作可能でした。しかし、PC版と同様に使えるわけではありません。PC版と比べると、画面が狭いなど使いにくさが目立ちます。

このテスト用文書をGoogleドキュメントで開いたときのメモリ使用量は仮想メモリ使用量が約2.2GB、物理メモリ使用量が480MBでした。標準的なChromebookがメモリ4GB搭載モデルであることを考えると、かなりのメモリ食いですね。

まとめ

Microsoft Office文書を閲覧・編集する3つの方法について紹介しました。僕の一押しはMicrosoft Office Onlineです。無償ですし、操作性も悪くありません。Androidアプリの方が操作性はいいですが、かなりのメモリを消費することと有償であることから、積極的にはお勧めできません。そもそも有償サブスクリプションを購入している方なら、自宅にPCを所有しているのではないでしょうか?そういう方はPC版を使用した方が断然効率が良いです。

結論としては、閲覧とちょっとした編集までならMicrosoft Office Onlineを使い、本格的な編集が必要な場合にはChromebookは使用せずにPC版を使用するのが良いと感じました。